アドベントカレンダーで叶えるドキドキ感

ロコログクリスマス

あなたは小さい時、クリスマスにはどんな事をしましたか?

私は小さい時、毎年クリスマスに幼馴染のお家で、
クリスマスパーティーをしていました。

一時期幼馴染が転勤に行っている時期をのぞき、
こども達が成人になるくらいまで行っていました。

もみの木と大きな松ぼっくり、チキンを丸焼きにして、
グランベリーソースをかけていただき、サーモンやポテト、クリスマスケーキ!
どれもとても美味しかった記憶があります。

お部屋の壁には、専用のケースに、
色々な国を回っていた時に少しずつ揃えた、
世界中のステキなスプーンが飾られていました。
専用のケースに、転勤や出張のたびに見つけた各国のスプーンをひっかけて飾っていくのです。
とっても可愛くて素敵でした。

ところで、アドベントカレンダーをご存知でしょうか?

24個扉があって、その中に、お菓子を入れておくのです。
一つづつ開けて、クリスマスまで、お菓子を一つ食べてクリスマスを待つのです。

今では、街中でよくみかけるようになりましたが、
その頃、幼馴染の家には、手作りのアドベントカレンダーが作ってあって、
24個手作りのチョコを仕込んでおくのです。
私が小さい時、なんでこのカレンダーは30日、31日までないの?
と聞いた記憶があります。

幼馴染のお母様にクリスマスまでを数えるカレンダーだということを教わりました。

幼馴染は、学校から帰ると、一つづつ開けて、イヴを楽しみにするのです。

アドベントカレンダーの扉には、
クリスマスや季節にまつわる絵が来るように描かれていて、
全体をデザインして描いていました。

欧風の懐かしさがある雰囲気で、幼心に、なんだか素敵!
と思った記憶があります。こんな心のゆとりいいですね。

近年では、街中でもアドベントカレンダーを見かけるようになりましたね。
子供が小さい時にも、アドベントカレンダーを買ったことがあります。

毎日開けてみようというお約束をして、クリスマスまで一つづつ開けて、
中のチョコレートを毎日一つづつ食べてクリスマスまで数えました。

子供は、最初は、もっと食べたい気持ち満々だったのですが笑。
毎日楽しみに、クリスマスまで丁寧に開けて食べていました。

そして、それよりずっ〜と前、
都内のショップでアドベントカレンダーを見かけるようになった頃、
自分で初めてアドベントカレンダーを買ったことがあります。
これ!懐かしい!!って思って、
アドベントカレンダーを買ったことがあったんですね。

その頃、仕事も忙しく、毎日開けるということは難しかったんです。
3日くらいまとめて開けたりして笑、
帰りが遅い時は、それどころではありませんでした。

そいういうことを思い出すと、
アドベントカレンダーって心のゆとりがなかったら、
充分に楽しむ余裕がないんだなーって思いました。

これってなんか、心のゆとりや、忙しさのバロメータになりそうって、思ったんです。

ルクセンブルクにしばらく留学をしていた、あるアーティストのお話です。
ヨーロッパのChristmasはどんなかというお話が出てきました。

ルクセンブルクはフランス語圏の国です。
どこのお家も、おうちに本物のもみの木を飾ってあって、
その下にプレゼントを置いておくそうです。

本物のもみの木だから、クリスマスが近づくとどんどん葉っぱが落ちて凄いことになるんだそうです。
葉っぱでプレゼントの周りは、落ち葉だらけになるそうなのですが、
でもこれが、クリスマスらしさになるそうです。

大人になると、忙しさに呑まれて行き、
小さい頃味わった、ゆったり楽しくお祝いしたクリスマスを楽しむ余裕を失うことがあります。
長い歴史、クリスマスをお祝いする文化を持った国やイベントをみて
じっくりゆっくりクリスマスをお祝いするのも、良いなと思います。

私は、幼稚園〜高校までミッション系だったので、
目の前にある教会へ行く機会も多く、
イブにお伺いできるときは、
イブの日に行われるキャンドルライトサービスに行く機会がありました。

礼拝堂いっぱいに並べられたキャンドルがとても幻想的で綺麗で、
気持ちが洗われる感じがします。

クリスマスは、元々はキリストの生誕をお祝いする行事です。
忙しい今の日本の社会に呑まれて行きそうですが、
ゆったりと、厳かに祝うというのも、
シックで大人なステキな時間になるのではないかと思います。