ノマドというスタイル

ノマドという働き方がやっと浸透してきている?(まだまだ?)という感じがします。

`95年頃、windows3.1からwindows95が発売されたあたりから、インターネットの普及は当然加速的になりましたね。
もうあれからかれこれ四半世紀なるなんて!という感じです。

当時といえば、大企業全盛期でした。女子はいいところの女子大あたりを出て、とりあえずOLなって、何年か勤めたら『寿退社♪』という流れが花形でしたね。もっと上の世代は、卒業後そのまま花嫁修業という時代だったみたいですね。

勿論その時代も手に職をと頑張っていた女性たちもいらっしゃいましたし、起業しようとしている方もいらっしゃったと思います。

でも、株価も絶好調の余韻を残し、一匹狼で生きていくって、大企業前になかなか厳しい時代だったと思います。

(う~ん。そのころこんなサービスあったらいいのに、あんなサービスあったらいいのになんて考えてた子ども時代でしたが・・(笑))

そして、バブルが弾け、同時期に急速にインターネットが普及し、そのころホームページビルダー流行りましたね^^)

情報発信する極一部の方々がいました。 

イマドキのSEO対策といえば、グーグル対策ですが、その当時は、Yahooのトップページにあるカテゴリーの中に入れてもらうのがとってもステイタスでした。

四半世紀も経つとテレビ全盛期から、ネット中心の社会へと変貌しましたね。まあ当然といえばそうなると思っていました。

そして、当時といえば、バブルを期に東京へ流入してくる若者が後を絶たない時代で、それはまだ続いているように思います。
都心人口密度はどんどん増え、人口の10人に1人は都内在住ですよね。(混んでますね~そして今すごい数の外国人だらけ)

当然、通勤ラッシュは半端ない状態でした。
当時、埼京線上にある駅に、用事で朝行ったときの地獄絵図は今でも強烈に覚えています。頭挟まれているの駅員さんが押し込んでるんですよね。。

東横線も負けていませんでした。急行に乗り遅れまいと乗り込んでくる人を、なるべく中に押し込むために、容赦ない駅員さんからのおしくらまんじゅうは、日常茶飯事でしたね。

そう、前振りが長くなりましたが、都内の一角にある事務所に向かって満員電車に乗り8時半や9時という定時に、一斉に民族大移動を起こしていた時代です。

パンパンに押し込められた、ドア口に最後に乗って苦しい空気の中に入らない工夫をしたり、どのタイミングで乗れと座れるかの研究をしたり、満員通勤ラッシュは悩みの種でしたね。

今思えば、あんな圧力、ドアでも外れたらと思うとちょっと怖いです。

そんな状態から、どんどん人が流入しているのにもかかわらず、時間差通勤、ノマドという働き方、あの地獄絵図から解放されていく人々も、増えてきましたね。

女性は大変でした。一頭背が低かったりするわけですから、埋まるわけです。
ベビーカーを連れて乗り込むのも本当は気が引けます。そんな選択肢の限られた時代から、時間に縛られない働き方というのも、増えているんですよ。

例えば、旦那様には定年まで頑張ってもらって、奥様は、ネットを使ったお仕事を少しずつ増やしていくなど、時間と場所に縛られないライフスタイル、当時はなかなか厳しかった働き方もこれからはどんどん広がっていくことでしょう。